うん、わかってはいた事だ。DARKER THAN BLACK 流星の双子 第12話「星の方舟」の感想です。
評価…★★★★★★★☆☆☆

まず紫苑ですが、紫苑が死んだ理由はやはり契約の対価を払い過ぎたことによるものだと思うのですが、その紫苑がコピーしたものは、やはり蘇芳やジュライたちが住んでいた世界(地球)…ってことになるんだろう。
どういう理由があって地球をコピーしたのかは分かりませんが、自分の命を引き換えにそこまでしたのだから、やはり紫苑も契約者でありながらも、家族想いの一面も持ち合わせていたんでしょうね。
しかし桑島キャラは本当によく死ぬなぁ…(苦笑)

そして銀は、契約者やドールたちの魂を吸い取り、紫苑が作った地球のコピーに移したのではないでしょうか。
つまり
イザナミとイザナギが出会うことで起こる災厄というのは、「
地球上すべての人間の魂抜かれてコピーの地球へ移される」というものだったんじゃないかなと。
でもパブリチェンコ博士って死んだんじゃなかったのか?と言う疑問は残りますけどね。

そして組織入りした未咲さん、ゴルゴ、マダム。この流れから考えるに葉月も組織入りしたと考えていいかな。
まあそもそも組織と言うものがどんなものか理解できていないので、この辺りはよくわかってないです(苦笑)
ただ組織のメンバーは、紫苑の作ったコピーでは無く、オリジナルの地球にいると言うことでいいのかな。

あとは、最後に出てきた銀髪の少年か。この少年には、
・黒と銀が融合して誕生した
・紫苑があらかじめ銀をコピーしていた
・イザナミとイザナギが出会うことで起こる災厄が原因で生まれたと言う3つの説が今のところありますが、どちらもあり得るから困る。
紫苑がコピーしたというのも、「紫苑がコピーしたものはどこか欠陥がある」ので銀が少年になったというのも納得出来ますし、黒と銀が融合したというのも、黒が行方不明、性別が変わっているということからも考えられます。
ですが、個人的には、イザナミとイザナギが出会うことで起こる災厄が原因で生まれたというのではないかなと思っています。
とまあ、それなりに考察してみましたが、やっぱり意投げっぱなしENDだったかなぁと思いますね。
蘇芳についての掘り下げは出来ていたと思いますが、銀に関する掘り下げが不十分かな。
黒も1期と同じように行方不明ENDだし。
銀はOVAを見てくれ!ということなんだろうけど、全員が全員買えるわけじゃないんだし、本編の補完をOVAでやるという商法はあまり好きではない。
もう3期を待ちましょう…としか言えないかな。と言うか3期やってくれ!
DTBらしいと言えばらしいです。
でもまぁ、蘇芳の話だけでもケリがついたのは良しですね。
黒×銀の方は、むしろ謎が増えた気が・・・(笑)
2クール・・・とまでは言わないけど、あと1話だけでもあったら良かったのに。
全ての謎を明らかに、というのは望みませんが、もう少し考察の材料が欲しいと思ったのも事実です。
それでも今期アニメでは1、2を争うくらい楽しめた作品でした。
なお、私は銀髪少年(?)はイザナミとイザナギが出会うことで誕生した「災厄そのもの」と考えてます。
紫苑が「取り引き」と言う以上、蘇芳達をコピー地球に送る代わりに、紫苑の側からも銀に何かが提供されたのは間違いないです。
そして、それはコピー能力以外に無いでしょうから。
銀の肉体が抜け殻になったらしいので、コピーされた肉体が新しい器なんだろう、と推測します。
そしてこの後、彼(?)が何かを起こす事になるのでは・・・と。
それにしても、ジュライが可愛いすぎる(笑)。