親友からの、拒絶CANAAN 第3話「阿断事」の感想です。
約束していた通りマリア一緒に遊ぶカナン。
普段は戦場に身を置く彼女。その容姿からもっとクールなキャラかと思っていましたが、マリアと同じ、年相応の女の子なんですね。
カナン自身、マリアと遊ぶことをマリアよりも楽しみにしていたように見受けられますし。
そう言えば、何気にユンユンがあの双子の弟を匿ってたと言う事は、カナンを狙う側の人間なのね。
と言うより、マリアを監視すると言った方が正しいかな?
しかも、あの段ボールの中に隠れていたことが、弟が軟体人間であることを表していたと。
ユンユンってただの一般市民かと思ってたけど、普通に重要人物でしたね。
公式でもメインキャラ扱いだし、まあ、良く考えてみれば、そんなキャラに戸松は使わないか^^;
となると、譲治さんの出番は…w
もう一つ、気になるのが御法川とハッコーの関係。
あの刺青を見る限り、あの双子兄・弟と同じ刺青だし、ウーア・ウィルスの感染者と見て間違いなさそう。
ただのサンタナの恋人かと思ってたけど…。どういう立ち位置のキャラなんだろう。
ウーア・ウィルスと言うのは、カナンのような「共感覚者」を生みだすための細菌で、あの双子のお爺さんの方はこの細菌の副作用で老化し、弟の方は成長が止まってしまったらしい。
しかし、カナンの場合、「共感覚」とは考えない方がいいかもしれません。
ロック解除のパスワードが分かったのは共感覚と説明するには無理があると思いますし^^;
何だか、ウィルス云々を言われるとバイオハザードを思い出しますねw
それにしても、弟がわざわざ偽物の爆弾を仕込んでまで、カナンに自分を殺させた理由は何だろう?
兄を殺された復讐としてカナンとマリアの仲を引き裂こうとしたのかな?
それとも、自分はもう長くないことを察して殺してほしかったのだろうか?
理由はどうあれ、目の前で容赦なく弟を殺してしまったカナンに怯えてしまうマリア。
その怯えもカナンによって見抜かれてしまい、マリアのもとを去る。
マリアはカナンがこういう世界に生きているはずだと理解しているとは思うんですが、カナンと一緒に遊び、カナンの「女の子らしさ」を感じてしまっただけに余計ショックが大きかったのではないでしょうかね。
次回以降、この亀裂を如何に埋めるのか…。
CANAAN 第2話「邪気乱遊戯」 CANAAN 第1話「洪色魔都」