初めての練習試合。

大正野球娘。 第3話「娘九つの場を占めて」の感想です。

【あらすじ】
何とか苦労して9人集め、野球が出来る事に。
小梅たちは、この会を『桜花会』と名づける。だが学院長からは、学校の正式なクラブとしては許可してもらえず、しかたなく同好会としてスタートを切ることになった。
とりあえず部室ももらえたのだが、そこは使われていないぼろぼろの物置だった。
それでも少しずつ物置を修理し、グラウンド整備にも励み、なんとか練習ができるように。
そんな中、アンナ先生は、9人の守備を発表する。さらに、朝香中学に練習試合を申し込んだことを川島乃枝が告白する。

前回、ようやくメンバーが集まり、今回は練習～試合の流れ。
多少展開が速い気がしますが…これから何をするつもりなんだろう。

元々、晶子が許嫁を見返したいという気持ちで始めた野球。
３話でその許嫁のチームに惨敗…となると、今後はどういう展開を見せてくれるのかという予想が良い意味でも悪い意味でも全くつかないですね。

練習試合については、確かにあの短期間でよくやった方だと思いますが、「全員が本気で野球をやっていた」とは言えないでしょうし、それでも一応やる気があるメンバーにここまで実力の差を見せつけることは逆効果だと思うんですよね。

こんなこと言っていいのかわかりませんが、向こうも練習している以上、まだお遊び感覚でしかない櫻花曾のメンバーとの差は埋まるどころか広がる一方でしょう。
…まあ、晶子の球をほぼ野手の守備範囲にしか飛ばせないのを見ると、それほどレベルは高くないように見えますが、いつの日か櫻花曾が朝香中に勝つ…なんてことがあれば個人的には逆に萎えてしまうかな。


次回予告を見る限り、晶子が戦意喪失？か知りませんが、ちょっと暗めの展開になりそう。
とは言え、晶子にやる気を出してもらわないと話が進まないので、これは一時的なものになりそうですが、今回の惨敗がメンバーのやる気を削いでしまい、次々と辞めていく…なんて展開にならないように願っています。

にしても、思ったより許嫁がまともな人だなぁと。
もっと嫌味なキャラかと。
あんなこと言われて、晶子が悔しいのはわかりますが、ここまで来たらわがまま言ってるようにしか見えない…。

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【過去記事】
大正野球娘。 第2話「春の長日を恋ひ暮らし」 
大正野球娘。 第1話「男子がすなるという、あれ」